モータースポーツ[1] SUPER GT合同テスト – 2014/03/15@岡山国際サーキット

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ここまでのこのページの流れで、なぜ突然モータースポーツ?!と思う方も居るかもしれないので。

これを言ってもなかなか信じてもらえないのですが、(た)は元々単なる車好き/モータースポーツ好きってのが出発点となっております。とは言っても、自分のカメラを持ちだした年頃の時点では、相当な比率でアイドル写真を撮ってた延長線上もあって、写真趣味としては「女の子」が主体にはなっています。

が、根底にはそういうものが流れている訳で、これまでもある程度モータースポーツの写真というのは撮ってはいました。

ここ2年ほどは、D800を発端にした機材更新の流れの中で、一時的にモータースポーツで使い物になる環境にはなかった(望遠が70-200/2.8しかなかった時期が結構あるのです)ので遠ざかっていたのですが、ようやくNikonさんが80-400のリニューアルをしてくれたお陰で再開する目処が立った…というのがここまでのお話。

今回は、その前の週にも一度行ってて(そのときの写真の一部が「クロップを使いたがらない理由」の素材だったりします)、今年2回目となります。

この日を含んだ週末が今年1回目の合同テストということで(鈴鹿なら入場だけなら遊園地代ないしタダなのに…たけーと思いつつ)、そこそこ車が揃うってのもあるのですが。

一応、満遍なく乗せてはいるつもりですが、主観で複数載せたのや、中には撮ってなかったり、あるいはロクなのが残ってないってのもあったりで、走ってるのに無いクルマってのありますが。それはあくまで(た)の一存ということで…。

(特に#9…#9だ!!カラーリング済みなら1枚は載せてたんだがなぁ…と。)

上の、初音ミクBMWをクリックすると、画像ページにいけます。

(た)が、あまりに残念な理由でクロップを使いたがらない理由。

after(1.2x)_disp.jpg

はじめに書いてしまうと、上の画像は表題の理由の結末の部分である。

画像サイズはD800の1.2xクロップ相当のサイズなので、間のプロセスをすっ飛ばし、元データの提供を求められるような、例えばコンテストのに出すものでもない限り(それこそ使ったレンズも言わずに)、

「これはクロップで撮ったんだ!!」

と言えば、ある程度は騙されてくれる…つーか、何の疑いも持ってくれないだろうと思う。

が、この画像の元は、以下の通りだ。

before(FX).jpg

めんどいのでネタばらしもセットにするが、つまり元の(FXフォーマットの)画像を、赤線でトリミングしたもの…である。しかも御丁寧に1.2xクロップのサイズで。

つまり、これこそがクロップをあまり使いたがらない理由。クロップで初めからセンター基準で切ってしまうぐらいなら、FXで撮ってしまって、後で適切な位置で「クロップ」しても一緒やろ!!(苦)ということだ。違いは前処理か、後処理かの違いだけである。後処理に回せることは可能な限り後処理に回してしまうほうが、ヘタクソを隠せるというもんもある。水鳥が優雅に水面に浮かんでいる水面下で一生懸命足を動かしているってあれにも通じる(のか?!)。現場で考えることは如何にブレずに追いきれるか、それだけである(それだけで精一杯ってのもある)。

どっちにしても上がってくる画像サイズは同じなんだから、より救済が容易になる手段をとった方が効率的というものである。何せ、Webに載せたり、強いて言えば個展で出すぐらいまでの領域ならこれで何の問題があるだろうか。厳格なコンテストに出すなら、もう少し考えなければならないのだろうが、自分の範疇内に収束する、あるいは「上がり」だけ求められる様なものならこれでいいのだ!!…ということである。

上記の画像は岡山国際サーキットで撮影したものだが、もっと狭い画角が必要になる鈴鹿あたりでも同じ。FXで撮って、後からDXサイズで切り出せば、見た目にゃDXクロップと同じですぜ(をい。

デメリットは…連写速度が落ちる…ってことか。

但し、D800でこうできるってのと、(た)自身も持っている「D400待望論」は全く別腹の話。スポーツカメラそのものは、それはそれで必要なのです。

Camera:Nikon D800

Lens:AF-S Nikkor 80-400/4.5-5.6G ED

Car:Weider Modulo NSX-CONCEPT GT(SUPER GT 500Class #18) ※Pre-Season Ver.

(注)トップの、後処理後のだけは、大きいのがあります。画像をクリックしていただければ…。